この超高齢者社会の中でケアマネというのは今後とても重要な役割を担っていくことになります。
しかし、正直感じているのはその重要な仕事に対しての対価と評価があまりにも低いのではないかということです。
これは大変大きなストレスとなるでしょう。
また、ここまで時間を割いて調整してきたのに、利用者がやっぱり施設に入所することになりましたということもたびたびあることでしょう。
さらに、介護サービスの限界というものがあります。
たとえば、デイサービスを実施している事業所だとしても利用中に本人が急変してしまい、救急車を呼ぶことになったとしたら、そのとき対応することになるのは基本的に家族となります。
しかし、家族としては、その事業所に預かって頂いているのだから急変してしまったとしても対応してもらえるものだと考えてしまいがちでしょう。
そのときに、とてもお人よしなケアマネはというと、家族から連絡が来て、依頼されてしまうと断れないのです。
自分の利益などにはまったくならないというのに、対応してしまうことが多いように見受けられます。
福祉というのは、人のためになることをするということが重要なのはわかります。
しかし、すべてケアマネがしてしまうことが果たして利用者のためとなるのでしょうか。
なかには自宅に帰ってからでも利用者のことが心配で眠れないというような方もいるほどなのです。
ストレスをためないためにも仕事とプライベートを割り切ることが大切です。
家族からの急な依頼以外にも家族からのクレーム対応などストレスの原因はまだまだ多々あるでしょう。
ケアマネの仕事をするにあたってストレスになってしまっている原因を知ることである程度の対策はできるはずです。